in Japanese industrial news

容器不足,ほんとうの理由をお教えしましょう。

この2つの商品,どちらもアサヒ飲料の三ツ矢サイダーです。

4月13日付けのべぶろぐで書きましたが,飲料業界は不足しているキャップの需給をサポートする目的で,キャップの着色や印刷を停止し,すべて白色の無地キャップに変更しています。その商品が市場に出回りはじめているのです。

実は,キャップや容器の生産能力が不足しているのではありません。今の時期は,需要ピークである夏場に向けて製品の作り溜めをしなくてはならない時期なので,できるだけ大量に生産しなくてはならないのです。そうしなければ,夏場に欠品を起こす可能性があります。今年は大震災で製品在庫が被災しましたし,被災地支援や突発的需要増に応えなければなりません。だから作り溜め計画に影響が出ているのです。

それなら夏場に作ればいいじゃないか,と思われるでしょうけど,夏場の需要に即応できるほどの生産能力はないのです。これは飲料メーカーでも同じことです。だから,容器だけが不足しているのではなく,飲料全体が不足している,ということなのです。

特に昨年のような酷暑が来るとすれば,(敢えて書きますが)節電による冷房不足と相まって,ますます清涼飲料が頑張らなければなりません。本当に生命に関わるからです。

飲料業界は,そうした緊急事態を想定しておかなければなりません。
これが今,飲料を大量に生産しておかなければならない理由なのです。

ところで本題です。皆さん,キャップの違いに気づかれましたか?

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